数年が経ち、久しぶりにミキから「会いたい」と連絡が来た。マナと両親は猛反対。
それから数年、小さかったマナは中学生になった。
俺の方はもうミキのことを思い出す日が減っていた。
このまま穏やかに時が過ぎて、俺の両親がいなくてもマナに何不自由なく生活させてやりたい。
本気でそう願っていた矢先のことだ。
俺「え、なんで……」
ふとスマホを見ると、LINEに通知が一件入っていた。
送り主を見てびっくり、なんとミキからのメッセージだったのだ。
別れてからミキから連絡が来たことは一度もない。
マナの様子を聞かれることさえなかったのに。
俺「何かあったのか……?」
俺は散々迷った末、ミキからのメッセージを開くことにした。
ミキ「突然ごめんなさい。今度会えないかしら……?」
俺「会う? なんで今更」
混乱した俺は両親と娘にミキのことを相談した。
案の定、両親とマナはミキと会うことに猛反対だった。
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