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認知症の義母が遺したもの(3)

スカッと情報局
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私「待ってください。私、ちゃんとお義母さんを
介護してきたんですよ!」
我慢できなくなって叫んだ。

義姉「じゃあなんで、83歳で亡くなっちゃったのよ!
平均寿命にも届いてないじゃないの!」

義姉は、すべての人が平均寿命まで生きられると
思っているのだろうか。

義姉「あんたがもっとちゃんと、母さんを見てたら
母さんは死なずに済んだのよ!」

義姉の言葉に
私は胸をえぐられるような痛みを感じた。

いくら母親の死にショックを受けているからといって
許される言葉じゃない。

確かに、素人の私の介護は
完璧ではなかっただろう。

でも、毎日献身的に介護してきたのだ。
義姉はオムツを一度だって変えたことがないのに。

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