義母の介護は本当に大変だった。
トイレに行けないから
オムツ交換が必須だし
食事の世話にも気を配った。
誤嚥が心配だから
すりつぶしして、口まで運んであげた。
床ずれを防ぐために
二、三時間に一度、向きをかえてやらないと
いけなかった。
夜中に
大声で騒ぎだし
手当たり次第にものを投げることもあった。
それなのに
認知症だから、感謝なんて当然してもらえない。
夫だって
夫「嫁が面倒を見るのは当たり前だ」
と、「ありがとう」のひと言もない。
義母と二人でいても、私は孤独で
疲れ切っていた。
私「こんな日々がいつまで続くんだろう」
先の見えない日々に絶望していた。
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