女性と一緒にラブホテルから出て来た夫は、固まった。
ホテルの前に
私と、私の両親、親族が一同に会していたからだ。
夫「え、ど、どうして…」
私たちの冷たい視線を浴びて、夫は後ずさった。
「カズ君。これは、どういうことだね。その女性は誰だね」
私の父が、夫に詰め寄る。
夫が、助けを求めるように私の顔を見たが、助けるつもりなんてない。
私「カズ君。私があんなに浮気に気づいているサインを
送ったのに、またやったんだね」
夫「あ、やっぱり、気づいてたんだ…」
私「当たり前でしょ!」
私「もう浮気しなければ、許してあげようと思っていたのに
あなたって、どうしようもない人ね」
夫「ゆ、ゆるしてくれ!」
夫はその場に土下座した。
コメント