夫「すごく、食べっぷりがいいね」
アヤの豪快な食欲に驚いた夫が言った。
アヤ「はい! 私こんななので
大学でのあだ名は…」
アヤ「ジャイ●ンです!」
アヤが言うと、夫も息子も爆笑した。
アヤが帰ると、
夫「明るい子で良かったな」
と、無邪気に言った。
私「ちょっと遠慮を知らない子だと思ったわ」
夫「ケチだなぁ。一度くらい夕食を一緒に食べたって
いいじゃないか」
私「まあ、そうなんだけど…」
私は口ごもった。
イヤな予感がする、なんて言っても
どうせ、わかってもらえない。
しかし
アヤは次の週から
毎週、うちで夕ご飯を食べるようになった。
家庭教師が終わると
こちらが誘ってもいないのに
食卓に座り
アヤ「今日のご飯は何ですかぁ?」
と尋ねるようになったのだ。
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