私「話にならないから、もう帰って!」
アヤをたたき出すと、夫はパンツ一枚のまま
私に土下座した。
夫「魔がさしたんだ!
この通りだから許してくれ」
私「調子のいいこと言って…!」
私は夫を睨みつけた。
浮気の現場を目撃したばかりなのに
簡単に許せるはずがない。
夫「なあ、お前なら、許してくれるだろ?」
夫は手を合わせる。
…この人は、いつもこうだ。
脱いだ服はいつも、そのまま。
共働きなのに、家事はしないし
自分が食べたお皿すら、下げようとしない。
『悪ぃ悪ぃ、やっといてくれよ。な?』
と甘えれば、私がやってくれると
思っているのだ。
こうやって夫は、いつも甘えてくる。
妻の私に、母親の役割まで求めているのだろう。
私「でも、今度のはレベルが違うわ。浮気だもの」
夫「お願いだ、離婚だけは勘弁してくれ!
もう二度としないから…」
夫は床に額をこすりつけた。
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