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認知症の義母が遺したもの(5)

スカッと情報局
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義母の介護は本当に大変だった。
トイレに行けないから
オムツ交換が必須だし

食事の世話にも気を配った。
誤嚥が心配だから
すりつぶしして、口まで運んであげた。

床ずれを防ぐために
二、三時間に一度、向きをかえてやらないと
いけなかった。

夜中に
大声で騒ぎだし
手当たり次第にものを投げることもあった。

それなのに
認知症だから、感謝なんて当然してもらえない。

夫だって
夫「嫁が面倒を見るのは当たり前だ」
と、「ありがとう」のひと言もない。

義母と二人でいても、私は孤独で
疲れ切っていた。

私「こんな日々がいつまで続くんだろう」
先の見えない日々に絶望していた。

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