義姉「覚えてなさいよ!」
義姉は不服そうだったが
警察官に諭されて、仕方なく帰った。
警察と義姉が帰り
いちどはほっとしたが
だんだんと腹が立ってきた。
どうして、私が
殺人の疑いとかけられなきゃいけないんだ。
帰宅した夫に、
さっそく義姉のことを訴えた。
しかし。
「まあ、姉さんも、母さんが亡くなったばっかりで
気が立ってるんだよ。許してやれ」
と面倒くさそうに答えただけだった。
まったく、話にならない。
私「でも私、あらぬ疑いをかけられたのよ」
夫「母さんも亡くなったし
これからは姉さんとの付き合いは減るさ」
確かにそうかもしれない。
が、私は大事なことを忘れていた。
義母の遺産相続だ。
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