義姉「せっかく来たんだから
母さんの形見分けでもしましょう」
夫「そうだな。母さんは着物が好きだったから、いいものも
があるはずだ」
夫は、義母の着物や持ち物を出した。
義姉「着物は時代遅れのデザインばかりだけど
売れば、それなりのお金になるかもね」
母が亡くなって哀しいと言っているわりに
義姉は、形見の値踏みばかりしている。
呆れていると
義姉「いつまでいるのよ、ナナミさん。
あなたは部外者でしょう?
出て行きなさいよ」
先日の警察の件もあり、私はカチンときた。
「図々しいと言われてもいいわ」と
腹をくくった。
私「お義母さんを最期まで看取ったのは
私です。お義母さんの、ヒスイの帯留めを
私に譲ってください」
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