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破水した私を置いていく、モラ王(2)

スカッと情報局
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私は夫の袖を掴んだ。
私「どうして、焼肉帰りなのに
石鹸の匂いがするのよ!?」

夫「ゆ、友人の家で、焼肉してたんだ。
ついでに、風呂を貸してもらったんだよ」

私「なんで、お風呂に入る必要があるのよ。
ほんとは、浮気してるんでしょ!?」
問い詰めると、夫はなぜか逆ギレした。

夫「うるせえな! 風呂に入りたかったんだよ!
デブのくせに、つべこべ言うな!」

私「デブ? 私は臨月なんだから、仕方ないでしょう! 
それより、話をはぐらかさないでよ!」

さらに問い詰めてやろうとした時
私の太ももを、冷たいものが伝った。
破水したのだ。
頭に血が上っていたせいかもしれない。

「よりによってこのタイミングで?」
と思ったが、どうしようもない。

「破水したみたい」
そう言った私に夫が言い放ったひと言は
衝撃的だった。

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