「ヤッホー！娘ちゃんはもう寝たカナ？
帰りに、コンビニのチキンを買って帰るから、
待っててネ (^_-)-☆」
私の誕生日のお祝いメッセージだと思ったのに
不倫相手へのメッセージだった。
私に誤爆したようだ。
不倫相手は私より若いのだろう。
夫は、頑張って若作りしているようだが
おじさん構文っぽくて、気持ちが悪い。
私が知っている夫じゃないみたいだ。
それに、夫は今日が私の誕生日だってこと
忘れているんだろうか。
付き合って居た時や、新婚の時は
毎年お花を買ってきてくれていたのに…。
そう思うと、胸が苦しくなった。
小6息子「もうさ、父ちゃんのことは
ばあちゃんにバラして
ばあちゃんから、叱ってもらったらいいんじゃない？」
見るに見かねた息子が、提案してくれた。
私「確かに、いいアイディアかもしれないわ」
私たちのことは軽く見ている夫も
実の母に叱られたら、目が覚めるかもしれない。
私は淡い期待を持った。
しかし、その期待は、もろくも打ち砕かれることになる。
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